D

操作型 ─ 解法フレーム

新しい記号・定義が出てくるとき。定義を正確に読めれば(1)は必ず取れる。最頻出。

過去問例題 ハイレベルテスト 中3・2021年5月 ★★ 全文を見る →
空の箱Aに、1回目:赤1個 → 2回目:青3個 → 3回目:赤5個 → 4回目:青7個 → …(n回目は2n-1個、赤青交互)
① 12回目の操作で入れた玉の色と個数を答えよ ② 15回目終了時点の赤玉・青玉の合計個数を求めよ ③ 40回目終了時点の玉の個数を(赤玉の数, 青玉の数)の形で表せ
解法の3ステップ
定義を声に出して読む(読み飛ばし厳禁) 「〇〇を△△と表す」という文を、声に出して一字一句確認する。ここで読み間違えると全滅する。
問題文の例を自分で計算して確認する 例が合っていれば定義を正しく理解できている。合わなければ①に戻る。
(1)は定義に代入するだけ ─ 必ず取る (1)は「具体的な数を定義に代入する」だけの問題がほとんど。焦らず丁寧に計算する。
小問の構造((1)〜(3)の難易度)
(1) ─ 代入するだけ 【必ず取る】
定義した記号に具体的な数を代入して計算する。

例:S(34) = 3+4 = 7
例:[10] = 3(√10 = 3.1…の整数部分)

定義を正しく読めれば必ず解ける。
(2) ─ 条件を満たすnを探す
「○○となるnをすべて求めよ」のような問い。

→ 候補を書き出して絞り込む
→ またはnの範囲に不等式を立てて解く

(1)で定義の使い方がわかれば解きやすい。
過去問から出たD型の定義パターン(全4種)
① 各位の数の和
S(n) = nの各位の数の和
S(34) = 3+4 = 7
S(100) = 1+0+0 = 1
S(999) = 9+9+9 = 27
📝 駿台中2 2024年度第2回
② √nの整数部分
[n] = √nの整数部分
[10] = 3(√10=3.1…の整数部分)
[25] = 5(√25=5.0ちょうど)
[n]=5 → 25≤n<36 → 11個
📝 難チャレ中3 2023年6月
③ n以下の2の倍数の個数
{n} = n以下の2の倍数の個数
{8} = 2,4,6,8 → 4個
{7} = 2,4,6 → 3個
{n} = n÷2 の商(小数点以下切捨)
📝 中2 ハイレベルテスト 2024年2月
④ 2進法的な小数表現
A=a×½+b×¼+c×⅛+d×1/16
→ A=(a, b, c, d) と表す
0.8125=½+¼+0+1/16
    =(1, 1, 0, 1)
B=(1, 0, 0, 1) → B=½+1/16=0.5625
📝 中2 ハイレベルテスト 2022年11月
D型でよくある失敗と対策
定義の文を読み飛ばして、知っている公式を使おうとする
 → 対策:定義文を声に出して2回読む。例を手で計算する。

(1)で時間をかけすぎて(2)(3)に進めない
 → 対策:(1)は代入するだけ。手順通りにやれば1分以内に解ける。

「知らない記号だから解けない」と諦める
 → 対策:知らなくて当然。定義に全部書いてある。問題文が説明書。
D型と確率問題の見分け方
「操作にランダム性があるか」が唯一の判断基準。
サイコロ・コインが登場し、「〜になる確率を求めよ」と聞かれたら確率の問題。
D型は操作のルールが完全に決まっていて、結果が毎回同じになる。
D型(規則性・操作型)確率
操作の結果毎回決まっているサイコロ・コインで変わる
問いの形n回後は何個か/式で表せ〜になる確率を求めよ
答えの形個数・式・座標(確定値)分数(〇/△)
例:「n回目に赤玉を2n-1個入れる」→ D型 / 「サイコロを投げて出た目で移動する」→ 確率
※ 操作の定義がある問題でも、問いが「確率」なら確率の単元で解く。