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表配置型 ─ 解法フレーム
数が格子・表に並んでいるとき。まず「n列目の数の公式」を作るのが最初の一手。
過去問例題①
ハイレベルテスト 中3・2025年5月 ★★ 単方向型
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9列の表に自然数を左→右・上→下で並べ、位置を (m, n) で表す(例:(2, 7) = 16)
① (m, n) + (11, 4) = 710 を満たす m, n を求めよ
② 隣接する 2×3 の 6 マスの合計 = 5013 を満たす m, n を求めよ(n ≤ 8)
過去問例題②
ハイレベルテスト 中3・2024年5月 ★★★ 蛇行型
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3行の表に自然数を奇数列↓・偶数列↑の順で埋める
① 12番目の表の下段、右端から3番目の数を求めよ
② aを偶数・bを3以上の奇数とし、2つの条件を満たす a, b を求めよ(連立)
解法の3ステップ
①
「n列目(n行目)に入る数の公式」を作る
1列目・2列目・3列目に何の数が入るか確認してから、n列目の式を作る。
②
奇数列・偶数列で方向が違う場合は場合分けする
奇数列は上から下、偶数列は下から上、などのパターンを確認。
③
「何列目の何行目か」に変換してから計算する
条件をm・nの式に変換し、整数条件(1≤n≤列数)を使って解く。
サブタイプ①:単方向型(左→右・上→下)
表の構造
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 … (9列、左→右・上→下)
(m, n) = 9(m-1) + n
確認:(2, 7) = 9×1+7 = 16 ✓
例題の解き方
(m, n)+(11, 4)=710 のm, nを求める
(11, 4) = 9×10+4 = 94
(m, n) = 710-94 = 616
9(m-1)+n = 616
9m+n = 625
625 ÷ 9 = 69 あまり 4
→ n = 4, m = 69
整数条件の使い方
9m+n = 625 のとき、
1≤n≤9 なので、625÷9の余りがn。
余りが0なら n=列数、m は1小さくする。
サブタイプ②:蛇行型(奇数列↓・偶数列↑)
表の構造
1番目 2番目 3番目 4番目 上段 1 6 7 12 中段 2 5 8 11 下段 3 4 9 10 (各列3行、奇数列は↓・偶数列は↑)
n列目に入る数の公式
n列目の数は 3n-2, 3n-1, 3n の3つ 奇数列(n が奇数): 上段 = 3n-2, 中段 = 3n-1, 下段 = 3n 偶数列(n が偶数): 上段 = 3n, 中段 = 3n-1, 下段 = 3n-2
確認
第2列(偶数列):
上段 = 3×2 = 6 ✓
中段 = 3×2-1 = 5 ✓
下段 = 3×2-2 = 4 ✓
累計個数の公式(奇数列パターンの場合)
列数(k)
累計個数
1
3
2
6
3
9
k
3k
「何列目か」を先に決める手順:
① 何番目の数か確認
② ÷3 して何列目かを求める
③ 奇数列か偶数列かで式を選ぶ
ブロックの和問題(応用)
隣り合う複数マスの和を求めるとき →
まずブロック全体の和をm・nの式で表す
例:(m,n)+(m,n+1)+(m+1,n)+(m+1,n+1)+(m+2,n)+(m+2,n+1) のような6マスの和
→ 各マスを9(m-1)+n の形で書き → まとめる → 54m+6n+3 のような式が出る
→ あとは整数条件で解く(ステップ③と同じ)