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確率
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確
確率 ─ 解法フレーム
まず「全事象の数」を確認。表・樹形図で丁寧に数える。条件が複雑でも一つずつ。
型の見分け方
型①
さいころ・カード引き型
さいころ 1〜2 個、箱からカードを引く
→ 全事象を表に書き出す(6×6=36通り等)
型②
座標移動型
さいころの目で座標が変化する
→ (x,y) を樹形図で追う → 直線の条件をチェック
型③
操作・カード交換型
「入れ替え」「並べ替え」「塗りつぶし」など操作あり
→ 操作前後の状態を全列挙 → 条件を確認
型④
ゲーム・すごろく型
マス移動・特殊ルール(戻る等)あり
→ 目の組合せと経路を樹形図で整理
基本の確認:全事象の数え方
①
「全部で何通りあるか」を最初に確定させる
さいころ 1 個=6通り、2個=36通り、カード n 枚から k 枚選ぶ=ₙCₖ通り。この数が分母になる。
②
条件を満たす場合を数える(分子)
表・樹形図で書き出す。複数条件(AND)は「どちらも満たす」もの、OR は「少なくとも一方を満たす」もの。
③
確率 = (条件を満たす場合の数)÷(全事象の数)
分子・分母を互いに素になるまで約分する。答えが 1 を超えたら必ずミスがある。
複合条件の解き方
複数の条件が AND のとき
例:a+b+c=5 かつ abc=36
① まず一方の条件で絞る(a+b+c=5 → 組合せは少ない)
② 残った候補にもう一方の条件を確認
③ 候補が多い場合は表で整理
余りの条件がつくとき
例:(4 で割った余りの積)を 5 で割った余りが 2
① 各目の「4 で割った余り」を先に計算
② 余り同士の積を計算(大きくなったら再度 mod)
③ 5 で割った余りを確認 → 2 になる組を数える
過去問例題(7問)
例題①
ハイレベルテスト 中3・2026年4月 ★★ 座標移動型
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さいころを投げるたびに座標が変化する(目によって x 軸・y 軸方向に移動)
① 2 回投げて直線 y=x 上にある確率
② 3 回投げて直線 y=x 上にある確率
例題②
ハイレベルテスト 中3・2024年4月 ★★ カード引き型
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箱 A(1〜8 の整数)・箱 B(11〜29 の素数)から 1 枚ずつ引く
① a×b が 3 桁になる確率
② b-a が素数になる確率
例題③
ハイレベルテスト 中3・2025年5月 ★★★ 操作型
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A〜F の 6 枚から 3 回非復元抽出し、3×3 マスを順に塗りつぶす操作をする
① 3 マスそろう列がちょうど 2 列になる確率
② ちょうど 1 列になる確率
例題④
ハイレベルテスト 中3・2025年6月 ★★ さいころ複合条件型
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A・B・C 3 つのさいころを同時に投げ、a,b,c はそれぞれの目
① a+b+c=5 になる確率
② abc=36 になる確率
③ (4 で割った余りの積)を 5 で割った余りが 2 になる確率
例題⑤
特訓選抜 中3・2022年度第6回 ★★ カード操作型
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1〜6 のカード 6 枚を順に並べ、ランダムに 2 枚を入れ替える操作をする
① 1 回操作後に「1 のカード」が端(1番目か6番目)にある確率
② 2 回操作後に「1 のカード」が端にある確率
例題⑥
特訓選抜 中3・2025年度第6回 ★★ さいころ整数型
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大小 2 つのさいころを投げ、出た目と 5 を小さい順に並べて 3 桁の整数を作る
① 3 桁の整数が 300 以上になる確率
② 十の位が 5 になる確率
③ 5 の倍数になる確率
例題⑦
特訓選抜 中3・2023年度第6回 ★★ ゲーム(すごろく)型
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15 マスのすごろく。さいころ 1 回ごとに出た目だけ時計回りに進む。10 のマスに止まるとスタートに戻る
① 3 回投げて 3 回目にちょうどゴールに止まる確率を求めよ(①〜④を埋める形式)
例題⑧
難関チャレンジ 中3・2023年6月 ★★ カード操作型
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表に 1〜6 のカード 6 枚。大さいころの目だけ左からカードを裏返し、次に小さいころの目だけ右から裏返す
① カードがすべて裏になる確率
② 4 のカードが表になる確率
③ 表になっているカードがちょうど 2 枚の確率